日本人も知るべき中露関係(過去~現在)

今度、中国に行く予定が出来たので「中国とロシアの関係」についての記事を書くことにしました。
 
 
 
 ロシア人にとっては中国は日本よりも国交のある国だし
 
経済的にも、そして共産主義思想の繋がりの強さからでも
 
良い友になり得ている隣人ですよね。
 
ウラジオストクに住んでいる友人は毎年のように中国に旅行に行っていて
 
そのお土産にたくさんお茶を送ってくれたりしていました。
 
そして、アメリカ育ちのロシア人の友人も中国語を習いに中国に留学へ。
 
 
私的には日本語習うより中国語習った方が今の時代には遥かに有益だとは思います。(ぶっちゃけw)
 
両方とも難しい言語ですが、文法的には中国語の方がロシア人には習いやすいでしょう。。
 
しかし、日本のアニメや映画などの影響で日本語を習いたいと言ってくれる外国人がたくさんいるのは
 
非情に嬉しく、ありがたいことです(*’ω’*)
 
少し前置き。
ロシアでの人気の言語学習は?
 

 
↓中国は6位、日本語は7位にランクイン。

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  12. Финский. Язык наших постоянных гостей. フィンランド語。フィンランドからの常連客の為の言葉。
 引用:http://begin-english.ru/
 
こう見ると、日本という小さい国なのに、中国の次にランクインしているのは凄いですね。
 
さて、中国の在日ロシア人の数の推移を見ていきたいと思います。
 
↓すみません、比較したい年のデータが見つからなかったので、正確な比較には適しませんw
 
中国のロシア人口推移.png
 
1万5千人くらいのロシア人が中国に住んでいる…日本の小さい町が広大な中国で作れる感じですね。
上記のグラフでみると、1953年から1964年の間に在中ロシア人人口が激減しているのが分かります。
中露関係の歴史を見ていくと、下記のような記事をWikiで発見。
 
  • 18 августа 1960 года СССР отозвал из КНР всех специалистов и аннулировал ранее заключенные торговые договоры. (引用:Wikipedia)
1960年8月18日、ソ連はすべての専門家を中華人民共和国から退去させ、締結した貿易協定を取り消した。
 
と、ありました。
 
1956年のソ連共産党第20回大会の後に中国とロシアの関係は悪化したみたいです。
この大会でフルチョフはスターリンを批判する演説をしたのが原因だとか。
 
1969年の中露の会談から関係は徐々に回復。
 
在日ロシア人口の推移は??
 
 
日本のロシア人口の推移.png
在中ロシア人口は在日ロシア人口の約2倍(現在)。
 
グラフが落ち込んでいる年代は、日本は前年に発生したソ連のアフガニスタン侵攻に抗議し、1980年のモスクワオリンピックへの参加ボイコットを決定。同年、陸上自衛隊の陸将補などがソ連に情報を伝えたスパイ事件が発覚。スパイ防止法制定要求など、日本国内の対ソ脅威論が高まる。
1986年の日ソ外相会談以降、日露関係は改善していく。(ちなみに日露戦争は1904年ー1905年なので、グラフ上には無し)
 
 
日本人のロシアに対するイメージは、良いイメージばかりではなく、
欧州諸国の人々が抱くイメージと共通の・・・
 
-ネガティブ 寒い 暗い 共産主義 ウォッカ 冷たい 笑わない 独裁的な国家  
+ポジティブ ロシア美女 チェブラーシカ 霧につつまれたハリネズミ(チェブラーシカよりは知名度劣るが、手塚治虫が大好きだったことで知られる。ちなみに手塚治虫漫画にもチラッと登場したりしている)
 
ソ連時代のイメージを引きずっている感じ。。
 
 
 
逆に ロシア人の日本に対するイメージは、、
 
まじめ 未知な国 サムライ トヨタ 漫画 アニメ コスプレ オタク  ww
 
こういう漠然なイメージで、悪いイメージはあまりなく、親日な印象を受けました。
 
さて、なんとなくこういったチグハグな感じの日露関係とは別に
 
中露は互いに良印象を抱いている印象。
 
なんといっても、ロシアも中国もお互いに最重要国としてお互い位置づけている点が日露関係との違いです
 
ソ連と中国の関係を強固にしたのは日本だった?
 
17世紀に入ると、ロシアの南下が激しくなり、中露の国境付近で紛争が何度か起きた。
中国も兵士を配備して対抗するが、ロシア兵を抑えることはできなかった。
ロシア革命が起こり、ロシアの支配力は低下。のちに日本軍が占領し、満州国を建国。
 
1945年8月、第二次世界大戦終結直前にソ連軍が満洲に侵攻、満洲国は崩壊した。1946年、ソ連は今に至るまで外満洲を占拠している。
 
しかし、ロシア版Wikiで、「ソ連軍は日本の侵略者と戦う為、中国を支援した。」と書いてある、、
 
支援って( ˘•ω•˘ )
 
侵略者同士じゃないか( `ー´)ノ と言いたいがw
そもそも満州って古い歴史を見ると、満州族という民族がいたのに漢民族が支配したという歴史がある。
 
要するに 中・露・日 3者は侵略者ということ( ˘•ω•˘ )
 
歴史というのは本当に色々あって現在があり、昔のことをキリがない。
 
しかしながら、日本軍をソ連軍を満州から撤退させた後から
中露関係は急速に良くなっている。
 
現在の中国、「中華人民共和国」って世界で初めて認めた国もソ連らしいです。
 
1949年 ~ 1956年   中ソ関係は全盛期を迎える
 
マレンコフ ソ連共産党筆頭書記(短期間だが、スターリンの死後、ソ連の最高指導者を務めた。その後はフルチョフ。)は、スターリンの葬儀集会で
 
「偉大な中国と共に永遠で確固たる友情を強化するべく、努力しなければならない。」と述べている。
 
また、 中国共産党中央政治局員だった曹 剛川は「戦争に勝利した後、中国経済復興の為、ソ連は私たちに救いの手を差しのべてくれた。」と述べている。
 
(´ー`)
 
 ↓1950年、中国の記念切手。
 
(引用:Wikipedia)
 
↓1953年、 中国の記念切手。
(引用:Wikipedia)
 
↓1959年 ソ連の記念切手。
(引用:Wikipedia)
 
既述の通り、1956年のフルチョフの演説後にソ連と中国の関係は悪化。
 
1969年の中露の会談から関係は徐々に回復。
 
 
経済
 
・東寧とポルタフカの国境貿易地区
2000年~ 2国間でビザなし、関税無しの国境貿易が行われている。
 
(Google Mapより加工)
 
 ・計画中のプロジェクト
ロシアは中国にガス・電力供給の長期契約に向けて準備中。
 
・ 田湾原子力発電所
 将来的に中国本土で最大級の発電能力を持つ原子力発電所になると予想されている。
現在はロシアのアトムストロイエクスポルトが建設した1000MW級の原子炉2基が稼働中である。1号機は2006年に運用を開始し、2号機は2007年に運用が開始された。ロシア・トゥデイの報道によれば、IAEAは田湾原発を「世界で最も安全な原子力発電所」と述べたとされる。
 
(引用:Wikipedia)
 
軍事協力
 
Су-27 (Su-27(スホーイ27))はアメリカがMiG25に対抗できる戦闘機を開発を進めた背景に開発されたロシアの戦闘機。
1992年、ロシアから中国へ。Su-27SKとして1995年、中国がライセンス生産を始めた。
 
 
協力機構の設立
 
2001年 上海協力機構が設立。
 
中華人民共和国・ロシア・カザフスタン・キルギス・タジキスタン・ウズベキスタン・インド・パキスタンの8か国による多国間協力組織、もしくは国家連合。面積と人口では世界最大の地域協力組織である。
 
 
結成当時。上海ファイブ(中華人民共和国・ロシア・カザフスタン・キルギス・タジキスタン)として。
 
BRICSとしても協力し合う中露。
 
BRICS(ブリックス、英: Brazil, Russia, India and China)は、2000年代以降著しい経済発展を遂げているブラジル、ロシア、インド、中国の4ヶ国の総称。BRIC(ブリック)とも呼ばれる。投資銀行ゴールドマン・サックスのエコノミストであるジム・オニールによって書かれた2001年11月30日の投資家向けレポート『Building Better Global Economic BRICs』で初めて用いられ、世界中に広まった。
また、BRICs4ヶ国に南アフリカ共和国を加えた5ヶ国は、BRICSと総称される。(BRICsの小文字のsは複数国の意味)
BRICs4ヶ国は、2009年6月16日にロシアのエカテリンブルクで初めての首脳会議を開催した。2011年4月13日に中国の北京で行われた首脳会議には南アフリカ共和国が初めて参加し、首脳会議の正式名称をBRICS首脳会議(英語版)に変更した。 ブラジルのフォルタレザで開かれた第5回BRICSサミットの初日にあたる2014年7月15日、1000億ドルの資本金を持つ新開発銀行の設立と、同じく1000億ドルにのぼる外貨準備基金の設立を記した、長らく待ち望まれた文書に新興国の首脳らは署名した。
(引用 :wikipedia)
目覚ましい新興国の発展(”ω”)
 
こういった中露関係をみると、ロシアがいかに中国を大切にしているか垣間見ることができます。
 
日露首脳会談とかでもプーチンは遅れてくるし。。
あれはもしかして、中国への「一番大切にしているのは中国だ」というアピールなのかもしれません。
 
個人的に安倍さんとプーチンは馬が合うみたいに言われているけど、実際には日本は利用されているだけかもしれません。。
それに、ロシアは中国とwin-winの経済的協力をし合っているのに日露は全然win-winじゃない。
 
日露関係がどんどん良くなっていくのは賛成だけど、
利用されてるだけなら、日本も舐められてるなという感じ( ˘•ω•˘ )
 
アメリカさんの目もあって、外交というのはなかなか難しいけれど、
日本人はもっと広い視野と、発展していく新興国とこの小さい島国がどう存在していくべきか考えていかなければ。
 
と、少し真剣な感じで締めますw
 
 
 
 


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